まものす

看護師で難病発症。身体障害者手帳(3級)もらっちゃいました。医療従事者と患者の立場、両方から視点です。西洋ハーブとタイハーブ、和草ハーブなどの民間療法的なことも取り入れつつ、おもしろ人生を満喫中で~す!

看護師からみた【医学的根拠がある入浴法】良い入浴法で5つの効果あり!

f:id:okudama-mo:20190421170320j:image

お風呂大好き民族の日本人には、とてもいいお話をひとつ。

 

あなたはどのようにお風呂に入りますか?

ぬるめのお湯にゆっくり浸かりますか?

それとも熱いお湯でサッと入っちゃいますか?

 

お風呂には、とっても身体に良い入り方があります!

(前半では入浴の作用、後半では良い入浴法を)

 シャワー派の人も、ぜひ湯船に浸かってください。

 

まずは、5つの効果からご紹介です。

 ①温熱作用

温かいお湯に肩まで浸かると、体温上昇血行がよくなります。

体の表面が温められ、皮膚の下まで熱が伝わって血管の拡張(血管が柔らかくなって広がること)が起こることで、血液の流れがよくなります。

血行が良くなると、血液中の酸素栄養分が体の隅々の細胞まで運ばれ、体に溜まっていた二酸化炭素老廃物が回収されます。

回収された二酸化炭素は、肺を通って呼吸として体の外に排出されます。

 

血流とともにリンパの流れも良くなり、免疫力も向上します!

新陳代謝も活発になり、美肌効果を期待できます。

脂肪燃焼もされやすくなり、ダイエットにも効果的です!

また、体が温まることで筋肉や関節の緊張がほぐれ、肩こりや腰痛、筋肉痛が緩和されるという効果もあります。

 

静水圧作用

聞きなれない言葉だと思いますが、これは水に浸かったときに体にかかる水圧のことです。

お湯に肩まで浸かると、主に腹部から下半身に水圧がかかります。

湯船に入っている間だけお腹が引っ込んでいるのに!と思いますよね?

それは水圧がかかっているからです。

ずっと水圧がかかっていたら私もスリムなのに…


重力で足に溜まった血液や体液(いわゆるむくみ)が、この静水圧によって心臓まで押し戻されます。

肺で老廃物を排出した血液が心臓に戻り、きれいになった血液を全身に送ります。

 

お風呂に入った時、オシッコしたくなりませんか?

水の音を聞くから…というだけではありません。

これは、足に溜まった余分な水分が血流促進で腎臓でろ過され、いらない水分がオシッコとして排出されるためです。

 

ここで注意!急に立ち上がらないでください!

お湯に浸かっている間に水圧で押さえつけられていた血管は、湯船から出た瞬間に開放されて、血液が一気に流れ出します。

血管が拡張している(血管が柔らかく緩んでいる)状態から、お湯から出て重力がかかることで一気に血液が下にさがります。

失神めまいを起こし、倒れることがあるのはそのためです。

普段から血圧が低い人、心臓に病気がある人や高齢者の方は特に、浴槽内で急に立ち上がらないようにしましょう!

 

湯船から出て目の前がまっくらになって倒れそうになったときは、慌てずにすぐしゃがみこんでください。

そして、膝から下に冷たい水をかけましょう。

膝から下の血管がキュッとなることで、血液が上に戻りやすくなります。

 

浮力作用

浮力は主に、精神的な作用が期待できます。

お湯に肩まで浸かった場合、その体重は浮力によって10分の1になります!

体重が50㎏の人だとたったの5㎏!

水中ではその体重の分だけ支えればいいので、足腰の筋肉や関節の負担が軽減されます。

もう、学校や仕事、嫌なこともひっくるめた地球(重力)からの解放ですよ!

全身の筋肉が緊張から解放され、心身ともにリラックスします。

リラックスすることによりホルモン分泌が促され、ストレスを解消する作用がはたらきます。

入浴により副交感神経が優位な状態になり、βエンドルフィン(ストレス緩和に効果がある)や、セロトニン(気持ちを安定させストレスに強くなる働きのある)の分泌が活発になるためです。

これらのホルモンで、寝つきがよく質の良い睡眠が得られます。

 

粘性、抵抗性作用

こちらも聞きなれないことばですよね。

これは、ニュートン力学の計算があるのですが…私が苦手な分野です…

簡単に言えば、水中では素早く体を動かそうとしても動かせませんよね。
より早く動かそうとして感じる力、これが粘性・抵抗性です。

身体を動かして、出した力の分だけ体への負担がかかってきます。

なので、お風呂に浸かりながら手足を動かすだけでも良い運動になります。

プールに行って水中で歩くだけダイエット!など実践している方は、難しい計算をせずにニュートン力学を体で学んでいる方ですね!

 

清浄作用

もちろん、お風呂に入る一番の目的はこれでしょう!

今日1日の汚れを洗い流す!

ゴシゴシ擦っていませんか?←私はついついゴシゴシ…

お湯に浸かることで毛穴が開き、毛穴の汚れや皮膚の汚れが落ちやすくなります。

無理に良い角質まで剥がしてしまわないようにゴシゴシこすらず、石鹸を良く泡立てて優しく洗ってください。

皮膚を清浄にすることによって、皮膚を正常に保つことができます。

また、新陳代謝も正常になり、美肌への近道です。

 

 

後半【具体的な入浴法】へ続く。