まものす

看護師で難病発症。身体障害者手帳(3級)もらっちゃいました。医療従事者と患者の立場、両方から視点です。西洋ハーブとタイハーブ、和草ハーブなどの民間療法的なことも取り入れつつ、おもしろ人生を満喫中で~す!

ドクダミは皮膚トラブルに効果あり!生葉の利用から化粧水の作り方までご紹介

ドクダミのすごい効能は前回の記事で。

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今回は、外用…つまりお肌に使う方法です。

飲む、食べるだけでなく、皮膚トラブルにも古くから使われてきました。

 

生葉の活用法

生葉は、簡単なのはそのままよく揉んで患部につけることです。

細かく刻んだり、すり鉢でペースト状にしたりすると、少し粘り気が出て使いやすいです。

また、汁をつけるのも効果的です。

 

外用の効果

ドクダミのにおいの成分でもある『デカノイルアセトアルデヒド』『ラウリンアルデヒド』は、白癬菌ブドウ球菌に対して抗菌作用があります。

 

水虫

これからの時期つらくなる水虫は、カビの一種の白癬菌(はくせんきん)です。

手や体にも感染しますが、ほとんどが菌にとって快適な高温多湿の靴の中にいる足です。

かゆみがおさまり治ったと思っても繰り返すのは、まだ白癬菌がひそんでいるからです。

皮膚科で診てもらっても、見える症状がなくなってからも治療を続けることが大事です。

足を清潔にするだけでなく靴も清潔にしなければ、なかなか治りません。

そんな厄介な水虫にもドクダミが効果的!

使い方は、生葉を刻むペースト状にするか、を患部に塗り付けます。

皮がむけて赤くなっていても大丈夫です。

炎症を抑えて、さらにかゆみも治めてくれます。

 

おでき

できものができたと思ったらどんどん大きくなって化膿して腫れあがってとても痛いですね。

ほっといて化膿が進むと、とても重篤な状況になることもあります。

患部を切り取る手術をしたり、皮膚の深い場所まで化膿し、体に毒素が回ることもあります。

ドクダミをすり鉢でペースト状にし、おできに載せ、絆創膏などで固定しておきます。

毎日、入浴時にきれいに洗い、根気よく取り換えてください。

 

私も子供の頃に大きいおできがお尻にできました。

パンツを通り越してスカートにまで膿がにじみ出て、教室の硬い椅子に座るのが苦痛で仕方ありませんでした。

その時に母親が、毎日ドクダミを貼ってくれました。

数日するとどろ~っと膿が出て、マッチ棒の頭がらくらく入るくらいの穴が開き、芯のようなものが出ました。

そこまでくると、膿もすぐに治まり、穴もふさがりました。

実は今でもその時の傷というか痕はあります。穴が大きかったのでただの赤い傷跡ですが。

 

切り傷、すり傷

病院に行くほどの傷でもないとき、ちょっとした切り傷やすり傷にも有効です。

抗菌効果と、痛みも和らげる作用があります。

また、皮膚の再生修復効果もあり、傷の治りも早いです。

生葉をもしゅもしゅ汁が出るくらい揉んで貼るだけです。

 

虫刺され

梅雨になり湿度が高くなるとダニなど、夏になるとだけでなく、なにかわからない虫なんかにも刺されちゃいますよね。

痛みがあるものもあり、なんといってもかゆみががまんできない!

虫刺されも炎症性の皮膚炎です。

虫の毒成分や唾液成分がアレルゲンとなり、身体の抗体と反応して起こる炎症です。

虫の種類によっては、アナフィラキシーショックを起こして、最悪の場合死亡することもあります。

なので、まずは虫に刺されないように気をつけなければいけません。

とはいっても、かゆみや痛みで気付いたら刺されていたなんてことがほとんどですよね。

そんなときには、ドクダミの生葉の汁を擦り付けてください。

かゆみがスッと引きますよ。

毛虫の場合は、チクチクした痛みがあります。

ガムテープなどで毛を取り除いてからドクダミを擦り付けてください。

 

あせも、じんましん

赤ちゃんや子供のあせも、じんましんは、皮膚が弱いので掻きむしってすぐにひどくなります。

さらに広がり、痛痒く、見ている方が可哀想でつらくなります。

早めに対処してあげてください。

ドクダミは皮膚の修復作用と保護作用もあります。

皮膚の弱い赤ちゃんや子供は、入浴剤として使用するのがいいですね。

生葉を2~3枚揉んでお風呂に浮かべるだけです。

においが気になるときは、乾燥したドクダミをお茶パックなどに入れてお風呂に入れます。

ただ、乾燥葉は、お湯に入れただけでは成分が出にくいので、煮出してからパックごとお風呂に入れることをおススメします。

 

ニキビ、ふきでもの

思春期でニキビが増え、大人になっても肌荒れ、ふきでものができちゃいますね。

そんなときにもドクダミです。

美白美肌効果があり、肌の状態を正常に戻す作用があります。

こちらは、ドクダミ茶を飲んで体の中からデトックスしながらドクダミ化粧水で外側からもケアです!

 

ドクダミ化粧水の作り方

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(これは去年つけたもの…もうすぐなくなります)

ドクダミの葉っぱと花を洗って、キッチンペーパーなどで水分をふき取ります。

茎は入っていてもかまいませんが、できれば葉っぱです。

(茎は捨てずにお茶にしちゃいましょう)

消毒した広口瓶にドクダミをぎゅうぎゅうに押して入れて、その上にホワイトリカーを注ぎます。

(ドクダミホワイトリカーの1/3~1/2くらい。厳密な量でなくて大丈夫です)

冷暗所に保管して、一か月ほどから使えます。

使う分だけ濾しながら、1年!新しくドクダミが咲くまで大丈夫です。

3年ほど寝かせて成分を十分に出す方もいるようです。

(私はそこまで待てずに使ってます)

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1年で、このくらいきれいな琥珀色になります。(葉っぱは成分が抜けて薄くなります)

これは原液なので、そのまま肌には使用しないでください

アルコールがとても強くて、肌を傷めてしまいます。

 

消毒した化粧水の容器にドクダミエキスを入れ、精製水で薄めます。

ドクダミエキスを20~30%くらいになるようにします。

そこに、肌をしっとりさせるグリセリンを5~10%くらい入れてよく混ぜます。

 

脂症の人やさっぱりが好きな人や、アルコールに強い人は、水100ccに対しドクダミ20~30cc、グリセリン2~5cc程度。
乾燥肌の人やアルコールに弱い人は、水100ccに対し、ドクダミを10cc~20cc、グリセリン10cc程度。

ご自分の好みの濃さにしますが、効果を期待して入れすぎないようにしてください。

アルコールが強い場合は、精製水を多めに入れます。

 

化粧水はアルコールが入っているとはいえ、防腐剤が入っていないため、できるだけ冷蔵庫に保管します。

化粧水の容器に作るのは5日~1週間程度で使い切る量で作ります。

その期間に使いきれないくらい作ってしまった場合は、体中にばしゃばしゃ使っちゃいましょう!

 

最近はノンアルコールの化粧水が主流ですが、アルコールはお肌の毛穴を引き締める効果もあるので、適度なアルコール分は美肌に良いです。

 

保存瓶やホワイトリカーを準備するのがちょっと…

といわれる方はこちら!

乾燥させたドクダミを濃く煮出します。(保管は冷蔵庫)

皮膚炎がある方は、そのまま体や顔にパシャパシャ使います。

美肌のために使いたいときは、そこに少量の日本酒(料理酒でもok)を入れます。

上記と同様に、グリセリンを足して使います。

グリセリンも面倒という方は、保湿効果があるもので、はちみつなどを入れても保湿、美肌効果が期待できます。

 

アルコールにアレルギーがあって使えないというときは、ドクダミを煮出したものを化粧水として使います。

はちみつなどの保湿成分を入れないのであれば、その化粧水をつけたあとに、ドクダミの成分を閉じ込めるようにクリームや乳液でしっかり保湿をしてください。

アルコールに浸すことでドクダミの成分が抽出されます。

アルコールを入れない場合は、アルコールを入れた場合に比べて、防腐効果も低いです。

1~2日で使い切るようにしましょう。

それじゃ毎日作らねば!? いいえ、毎日のお茶として飲んで、その残りを少し濃く煮出して使ったらいいですよ。

 

いちばん簡単な方法は、普段お使いの化粧水に濃く煮出したドクダミ茶を混ぜることです!

私は漬け込んだドクダミの抽出液を、市販の化粧水に入れることもあります。

精製水などが面倒な時に…

 

贅沢なドクダミ化粧水

ドクダミの花だけを洗ってホワイトリカーに漬け込みます。

白い花(ガクですが)は、すぐに茶色くなりますが、ドクダミの葉が入っているときのようなきつい香りがしません。

なんとなく南国の花のような香りがします。

うちの祖母は、花だけを漬け込んだ化粧水を使っていました。

葉と違って、1か月も置かずに一週間ほどで使えますので、花だけのものを先に使いつつ、葉のほうを待ってもいいですね。

 

アルコールに漬けるのは一度で(量にもよりますが)、あとは混ぜるだけですから、今年はぜひ作ってみてください。

 

※まれにドクダミが肌に合わない人もいます。
赤くなったり、ひりひりしたり、肌に異常があったらすぐに洗い流してください。

皮膚が弱い人は、ドクダミの汁でパッチテストをすることをおすすめします。