まものす

看護師で難病発症。身体障害者手帳(3級)もらっちゃいました。医療従事者と患者の立場、両方から視点です。西洋ハーブとタイハーブ、野草ハーブなどの民間療法的なことも取り入れつつ、おもしろ人生を満喫中で~す!

デリケートゾーンのケア。におい、かゆみが気になる!でも婦人科は行きたくない!

日本ではタブー視されている、お下の話です。

 

ムレやおりもので、ニオイが気になったりかゆみがあったりしても、婦人科にはなかなか行きたくないですよね。

親から教わることも少なく、病院でも詳しくは教えてくれない女性の陰部の洗浄について説明します。

 

子供の頃に、ばい菌が入るから触っちゃいけないと言われたことはありませんか?

大人になってからも、その言葉の縛りで触ってはいけないゾーンだと思っている方もいます。

婦人科には、おりものやニオイで受診する方はとても多いです。

その中には、陰部を洗ったことがないという人もいます。

それよりも多いのが、汚れ、ニオイが気になる、かゆいからという理由で石鹸をつけてゴシゴシ洗っている方です。

 

うちの母親は男兄弟の中で育ち、子供の頃に母親からおまたを洗うということを教えてもらわなかったらしいです。

社会人になって、友人から洗わなければならないと聞いたそうです。

母親は自分が恥ずかしい思いをしたということで、私は子供の頃から洗うように教わってきました。

そういえば中学校の修学旅行で、クラスの女子の5人しか大浴場に入りませんでしたが、引率の先生が

『ちゃんと下(した)を洗って入りなさい』

と教えてくれ、5人横並びで洗った面白い光景を思い出しました。

 

当時も今も、そんなことをちゃんと教えてくれることはないようですね。

その点では私は良い環境でした。

看護師になって婦人科の経験も多く、女性自身自分の体のことなのに知らない人が多いのにとても驚きました。

 

女性の陰部の皮膚はとても薄く、小陰唇の内側は粘膜です。

デリケートゾーン』という名の通り、デリケートな造りになっています。

(話にするのもデリケートな話題ですが)

お腹の臓器は腹膜に囲まれた空間で、男性では完全に閉鎖されていますが、女性は卵管を通して外とつながっています。

つまり、外陰部はお腹の中に繋がる入り口とも言えます。

腸も腹膜には包まれていますが、実は腸の内側は口から肛門まで外側です。

ちょっと混乱しますが、ひっくり返すと(実際はひっくり返せませんが)腹膜の外側になるんです。

 

大事な臓器を守る腹腔内に直接つながる形をしている女性は、気を付けなければいけません。

外陰部を清潔にたもたないと、外陰部炎、膣炎、ひどいと子宮~腹腔内へ感染することもあります。

外陰部には尿道口もあり、尿道炎、膀胱炎、ひどいときは腎臓まで感染が広がることがあります。

なので、清潔にたもたなければいけません。

 

婦人科に受診したことがある人は、石鹸を使わずお湯だけで洗ってくださいと言われたことと思います。

健康な膣内は、弱酸性のpH(ペーハー)に保たれています。

雑菌やウイルスと戦うデーデルライン桿菌(乳酸菌の一種)や常在菌(体にもともといる菌)のバランスが保たれています。

ボディーソープや石鹸のほとんどがアルカリ性のため、膣内のpHが乱れて、菌のバランスが崩れて雑菌ウイルスが繁殖してしまいます。

そのために、おりものが増えたりニオイのもとになります。

また、常在菌の中でも増えると悪さをするカンジダも繁殖します。

(カンジダは、抗生物質を飲んだ時や、疲労、ストレスなどでも増えることがあります)

 

お湯だけで流すとは、この理由があってこそです。

海外では、デリケートゾーン専用のケア用品はたくさんあります。

日本は、その部分でタブー視されているのであまりみかけませんが、最近ではデリケートゾーン用のソープが販売されています。

膣内には雑菌やウイルスをやっつけるための自浄作用がそなわっているので、ぜひ専用のソープで洗ってください。

通常の石鹸のように、個々によって合う合わないがありますので、ご自分に合ったものを見つけてください。

 


 

洗い方は、必ず前から後ろ、お腹側からお尻の方向へ。

お尻の方には、雑菌がたくさんです。

よく聞くと思いますが、大腸菌です!

トイレで拭くときも、必ず前から後ろへ…おしっこだけの場合ももちろん前から後ろです。

むしろ、おしっこだけの時は押さえる感じで、なるべく摩擦をかけないようにしましょう。

 膣内が正常にたもたれていると、このような雑菌も入らないようになっていますが、大腸菌は強い菌なので安易に感染することがあります。

なので、肛門に触れてから陰部を触ることはなるべく避けます。

 

お湯で前から後ろへ流し、ソープを使う場合はよく泡立てます。

(デリケートゾーン専用のソープは普通のボディーソープに比べて粗い泡です)

泡で出てくるソープが手間いらずですね。

そして、大陰唇(ふっくらした部分)、大陰唇と小陰唇(いわゆるびらびら)の溝を指で撫でるように前から後ろへ。

陰核も皮があるので、手前を引っ張るようにして皮の内側をやさしく洗います。

真ん中は外に触れる部分だけ、泡(お湯)が触れる程度にします。

おまたの汚れは、主に皮脂たんぱく質です。

恥垢と呼ばれますが、つまり垢ですね。

尿おりもの経血などもたまります。

造りから皮膚も浸潤しやすく、下着、ナプキンやライナーの繊維などもたまりやすくなっています。

これらを毎日洗い流して清潔にすることが大事です。

 

月経前の年齢が低い女の子の場合は、小陰唇が未発達で大陰唇同士がくっついて湿潤しやすいです。

また幼児期だと免疫力が弱く、排泄時の拭き残しなどで感染もしやすくなっています。

垢がたまっていないかしっかり開いてみてあげてください。

赤くなったり、おしっこやお湯がしみるという場合は、一度小児科で診てもらってください。

 

ときどき膣の中に指を入れて、おりものなどを掻き出すように洗うという方もいますが、それはダメです!

膣内には自浄作用で粘液があります。

それまで洗い流してしまうと、膣内が傷付きやすくなり、感染もしやすくなります。

膣内は洗わないようにしましょう。

 膣内用の洗浄剤も売っていますが、外側の洗浄でもおりもの、ニオイが気になる方は病気が隠れているかもしれないので、婦人科を受診することをおすすめします。

 

婦人科の勤務時に、おりものとニオイで受診された方は…

 

一番多かったのが雑菌による膣炎

おりものが白く、膣や子宮口のビラン(ただれたように赤くなっている)があります。

洗浄をして、膣剤を入れることでおさまります。

 

強いかゆみを伴うカンジダ

おりものが白くもろもろした感じで、とにかくかゆみがひどい

掻きむしったり、トイレの時に強くこすったりするので、大陰唇や小陰唇が赤くなっています。

掻きむしるとこで出血する場合もあります。

雑菌性のものとは違いカンジダ真菌(カビ、水虫の仲間)です。

カンジダ用の膣錠を入れて、外側にはカンジダ用の軟膏を塗ります。

繰り返しやすく、治療をしっかり続けることが大事です。

 

加齢に伴う自浄作用の低下

生理がなくなり更年期に入ってくると、ホルモンバランスとともに潤いがなくなります。

自浄作用が低下することで、雑菌に感染しやすくなります。

 

STD 性感染症

クラミジア、トリコモナス、ヘルペス、梅毒、淋病、尖圭コンジローマ、毛じらみなど。

こちらはそれぞれに治療が異なるので、婦人科で診てもらわなければいけません。

 

感染性のものは人に移す可能性が高いです。

また、感染の重複月経不順子宮がんのリスク不妊にもつながることがあります。

しっかり治療をしましょう。

 

こんな方もわりと多いんです。

タンポンの抜き忘れです。

一つ入れたのを忘れて二つ目を入れてしまい、置忘れというのが多いようです。

もともと出血量が少ない方も置忘れてしまうようです。

そのようなとき膣の中はビランがひどく、しばらく洗浄と治療に通います。

あまりにひどいときは、内服薬も出ることがあります。

どろどろになったタンポンを取り出すと、クリニック中が腐敗臭で翌日まで取れません。

そのくらいニオイがひどいですが、次の生理までや、家族にニオイを指摘されるまで気付かない人もいます。

月に1人~2人はいましたので、頻度は高いです。

タンポンは必ず紐が外に出ているようにして、入れたことを忘れないように気を付けましょう。

 

↓次の記事も良ければ読んでってください。

www.okudama.com

 

あまり知られていない【ツボクサ】効果は?ほんとにいいの?何に良いの?というかツボクサって何?実際に使った感想です。

病気が薬の副作用で思ったように治療が進まず、民間療法も取り入れてます。

主治医からは、薬の効果がわからなくなるので、漢方やサプリは避けるように言われましたが…

 

ハーブなら大丈夫でしょう。

日本の医者はハーブの力を過小評価してますね!

 

確かに、ケミカルな薬のように即効性はありませんが、効果がないわけではありません。

パートナーがハーブを扱うサロンをやってるので、ハーブの勉強をしていろいろ試してるとこです。

 

私が期待を寄せているハーブ『つぼくさ

ツボクサ(壺草)は、ゴツコーラ、ブラフミー、ペガガ、センテラなどいろんな名前をもってます。
ゴツコーラ(英名)の名前でハーブティとして販売もされてるので、ご存知の方もいるかもしれませんね。

脳機能の活性化(集中力・記憶力アップ)のほか、血行促進むくみ・セルライトの解消アンチエイジングなどなど、いろんな効果が期待できます。

もともとインドやマレーシアに生息するハーブで、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)の薬の中で最も重要な若返りのハーブといわれているそうです。

 

最近、世界中で注目されてきてるようです。

WHO世界保健機関によって「世界で最も大切で保護に値する」ハーブのうちのひとつと言われてます。
主に神経と脳細胞を活性化するそうです。

インドでは『食べるIQ』と言われ、実験結果では脳の神経細胞が7倍にも増加したとか!

7倍ってすごくないですか!

 


しかし、私は良いものは積極的に取り入れたいですが、疑い深い性格です。

脳の神経細胞が7倍も活性化?

ほんとに?

それだったら、もっと世界に広まってるんじゃないの?

 

調べてみても、日本ではその情報がみつかりません。

かといって、インドの研究論文なんて手に入りません。

(手に入っても、読める気がしませんが…)

 

WHOが認めるハーブ…これは絶賛しているわけではなく、効果があるハーブのリストに載っているという感じです。

う~ん、どうなの?

 

そりゃ試してみなけりゃわかりません!

人には合っても自分に合わないかもしれないし、その逆も然り。

 

去年行ったタイでは、そのへんの雑草のように生えていました。

タイの友人の寄せ植えの鉢にも入ってました。

日本では沖縄には多く自生しているそうですが、手に入りにくい植物です。

そのへんで生えている薬効が期待できる雑草…ヨモギドクダミのようなものでしょうが…

 

ということで、自宅で栽培してます!

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やっと増えてきました!

私はたまたま売っていたのを見付けましたが、種や苗を入手するルートはなかなかありません。

 

 

乾燥させたものをハーブティとして飲んだり、生のままではそのままサラダとして食べることもできるそうです。

かじってみましたが、味は草っぽいです。

セリみたいな味で美味しいです。

(食レポに向いていない意見でごめんなさい)

 

外用としては、抗酸化作用やコラーゲンの生成も助け、肌のターンオーバーの促進、弾力(ハリ)を高めるエイジングケアにも高い効果があるとか!

これぞ若返りのハーブ!

 

毎日でも食べたい!つけたい!

 

ツボクサの苗を入手したのが寒い時期でなかなか育たず、やっぱり南国じゃないと難しいかな~と思っていました。

成長を待ちきれず、アバイブーベのサプリとクリームを入手して使ってます。

物忘れに効いてるかどうかはわかりません。

身体にはとても良いように思います。

 

サプリって、飲み始めてから『すごくいい!』となかなか実感できませんよね?

私だけでしょうか?

効果がよくわからずに飲みやめたときに、効果があったことがわかります。

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私がツボクサのサプリを飲んで感じた効果は、主にむくみ改善です。

血流が良くなったのか、むくみには効果がありました。

血流改善でむくみがとれたからか、気分的にもだいぶ良かったです。

(脳のむくみから気分が落ち込んだりイライラしたり、頭痛の原因にもなります)

脳がすっきりすることで、物忘れにもいいのかな?という感じです。

 

血液は酸素や栄養素を身体の隅々の細胞に届け、帰りに二酸化炭素や老廃物を受け取って体外に排出働きがあります。

なので、血行が良くなることで肌のターンオーバーの促進して若返り!なんですね。

 


 

 

ツボクサクリームはどうかというと…

これはとても効果が目に見えてありました!

掌蹠膿疱症と尋常性乾癬のコラボでぼろぼろの手足の皮膚が、みるみる回復しました!

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病院からはステロイドの軟膏と保湿の軟膏が出てますが、ステロイドも効いてるのか効いてないのか、症状が強いだけなのか…実はよくわかりませんでした。

ステロイドの軟膏を休み、ツボクサクリームを塗り、保湿剤で蓋をするような感じで使っていました。

ぼろぼろに剥けていた皮膚が、自分でもびっくりするくらいすごく良くなりました!

(良くなってきてさぼると、また剥けてきました)

 

もうこれは手放せない商品になりました!

 

古い傷跡の再生効果もあるということで、子供の時に怪我した傷跡にも塗っていますが、こちらはまだ効果は出ていません。

というか、自分では感じていません。

私は顔に大きな傷があり、子供の頃のあだ名が『海賊』とか『ブラックジャック』とか言われていましたが、久々に会った母親からは

『顔の傷どこいった?薄くなったね』

と言われました。

なので、効果はあるのかもしれません。

 

何度も言うように、古い傷跡については自分では実感していません

40年ほど連れ添った傷跡なので、そう簡単に消えるものではないでしょう。

それでも毎日期待しながら塗ってます。

 


 

アバイブーベタイ王家創立の製品のブランドです。

タイ国立の医療機関、チャオプラヤ・アバイブーベ病院というところで医学研究がされています。

(タイに行ったときに見学に行きました~!)

無農薬、無化学肥料のオーガニックハーブが使われています。

日本では現在、東京の新宿マルイにしか店舗はありませんが、ネットでも購入できます。

たくさんの魅力的な商品があり、あれもこれも使いたくなります!

(日本で購入できるものは人気がある一部です)

タイでは比較的お安いのですが、どうしても日本で買うと高くなります。

日本でまだ販売していない商品も多いので、私はタイの友人に注文して送ってもらってますが、それでも手数料、送料とかかります。

近くでタイに行かれる方がいたら、頼んで買ってきてもらうのがお安く手に入れるチャンスです!

 

私は、シャンプーは残念ながらステロイド入りでこちらは変えることができませんが、コンディショナーはアバイブーベのものを使っています。


 

一時期は脱毛がひどく、去年は坊主でした。

今は伸びてきましたが、ちょっと抜け毛が多くなってまた禿げるんじゃないかと心配して、髪にとてもいいバタフライピーです。

 ハーブティもとてもキレイなブルーで、よく飲んでます。

 

 

 

バタフライピーはタイではアンチャンといって、生のままの花を入れ、お湯を注いで飲んだりします。

そのほか、料理にも使われています。

日本より紫外線が強いのに髪がつやつやなのは、よく摂取するからではないかと、ひそかに思ってます。

 

クレンジングはもうアバイブーベ一本です!

サプリの他にも、ハーブティやクリーム、ファンデーションなどもアバイブーベのものを使っています。

 

ベースに病気があるから、できるだけ体に良いもの、安心なものを使いたいです。

病気がなくても、安心ハーブのものはとてもいいですよ。

 

 

 

 

経血のコントロールってできるの?布ナプキンってほんとにいいの?生理を少しでも楽にしたいと考えてるめんどくさがりさんへ。

毎月毎月の月経が嫌になって、女性であることを放棄したくなることありますよね?

痛いし、だるいし、イライラするし、もうほんとに嫌になります。

 

私は年齢的にはそろそろ終わりが見えてきそうですが、その前に薬の副作用で月経の出血期間が長くなってしまいました。

排卵期からおりものとともに少量ずつ出血し、月経時は大量出血、そして長く少しずつ出血…

月の半分は出血してます。

 

日本は、下の話はタブーというような風習が強く、学校の教育も親からの話も、あまり詳しく聞いたことはないのではないでしょうか?

 

昔の人は、月経をコントロールできていた、という話を聞いたことがありませんか?

月経をコントロールすることは、残念ながらできません。

ホルモン剤を使えばコントロールはできますが、自然にできるものではありません。

自然なのは、28~30日周期で必ずあるものです。

 

昔の人がコントロールできていたという話は、月経血のことです。

しかし、それも出血のコントロールしていたわけではありません。

外に漏れないようにして、トイレで排出していたんです。

失敗することもあったようですが、2~3時間おきにトイレで排泄していたそうです。

そもそもそんなことができるの?と思いますよね。

それはできると思います!

 

経血は子宮から出てきて一旦、膣に溜まります。

子宮から出てそのまま排出されるわけではありません。

なので、膣口さえ閉めていれば可能なことだと考えられます。

膣の出口は筋肉です。

排尿も止められるのだから、経血も止められるのでは?という考えですね。

 

着物を着るときは、すり足のように歩くのがいいとされています。

小股の切れ上がった…と表現するように、姿を綺麗に見せるためです。

これでオマタを引き締める骨盤底筋が鍛えられてたようです。

 

着物を着なくなった現代女性は骨盤底筋のゆるみで、経血をせき止める力がなくなっているようです。

経血だけでなく、尿漏れも現代の女性には多くなっています。

力が入った時、くしゃみや咳をしたときにちょっとオシッコが出てしまうアレです。

その発生年齢が下がってきていて、若い女性でもあるようです。

まずは引き締める運動をしましょう。

オマタにぎゅっと力を入れたり緩めたりするだけで、十分に運動になります。

 

日本では普段着が着物のとき、女性は下着をつけていませんでした。

お腰、腰巻、湯文字と呼ばれる布を巻いていた、あるいは、着物のお尻の部分に布がついていただけです。

これは現代でも着物を着る人なら知っていると思います。

では、月経時はどうしていたのか?

丁字帯という所謂ふんどしを当てていたようです。

そこに和紙や布を当てていたといいます。

 

こんなことを私の母親が話してくれたことがありました。

『綿をくるくるっと丸めてちょいっと挟んでいたらしい』

タンポンのように奥の方ではなく、手前の膣口に蓋をするように挟むんだそうです。

母親の祖母、私から見ると曾祖母くらいの時代(明治生まれ)ではまだ、そのようなことがあったようです。

 

大正生まれの祖母の時代はナプキンがあったとか。

昭和初期生まれの大叔母さんの時代は、月経用のパンツを生理帯と呼んでいたそうです。

その生理帯には、現在のような防水布ではなく、ゴムでできたものだったそうです。

ちなみに、母親の時は生理中のパンツは黒だったそうです。黒いパンツ=生理とバレバレだったとか。

私が初潮の時は、普通の綿パンツにナプキンを当ててブルマを履いて押さえてましたね。

 

トイレで栓を外して、排尿をするように経血を出す

すごいですね!

 

私も試してみましたが、気持ち悪くてなんだか痛いような違和感が強くて、歩き方も変になるし気になってしょうがない!

でも、出血量が多い私でも、経血をとどめておくことができました!

そして、栓を外すとドバーッと出ました!

ただ、どうしても違和感のほうが強くて…

もしかしてこの違和感で、骨盤底筋を引き締めているのかとも考えられますね。

 

最近は布ナプキンも使う方が多くなってきてます。

私も自作の布ナプキンを使っています。

使い捨てが楽だけど、月経の期間が長くて出血も多くて、しかも病気になってから特にかぶれやすくなっているためよく使うようになりました。

 

初めて布ナプキンに出会ったのは10数年前。

たまたまデパートの催事で出店していたオーガニックガーゼを取り扱っているショップにありました。

そこの店員さんが、どんなに良いのかを力説していたので試したのが始まりです。

 

布ナプキン使用の効果は

生理痛が軽くなる

経血の量が減る塊が出なくなる

肌に優しくかぶれないかゆみがないムレない

子宮があたたまり冷え性が改善される

繰り返し使えて経済的、ゴミが減る

などがあげられます。

 

経血用とおりもの用を1枚ずつ買いましたが、それだけではもちろん足りません。

出かけるときはやっぱり使い捨てが楽!

汚れも落ちにくかったりして、たまにしか使わずにいました。

 

いろいろ良いことが多い布ナプキンですが、デメリットは考えたことはありますか?

取り替えた汚れがついた布ナプキンを持ち歩かなければいけない

洗うのが面倒

・突然の時にスーパーやコンビニなどで手軽に買えない

スナップボタン(ないものもある)なのでズレ、モレが心配

厚みがあるものは乾きにくく、雑菌臭がすることもある

 

替えたものをバッグに入れて持ち歩くのは、なんとなく嫌ですよね。

専用のポーチや防臭のチャック袋などもありますが、経血は時間が経つとニオイが強くなります。

これは雑菌が繁殖しているためです。

帰宅したらすぐに洗いましょう。

布ナプキン、経血を落とす用の洗剤もあります。最近はスプレーするだけのものもあるようです。

 

 

それよりもなによりも!私はめんどくさがりです。

ほんとうにめんどくさがりです。

生理は重いのに、面倒な性格です…

なので少しでも身体のことを考え、面倒さを考え、私は布ナプキンと使い捨てのナプキンを併用しています。

 

可愛い布でハンドメイド品もよくありますね。

経済的にコスパはいいといっても、良い素材を使っているものはやっぱり高い!

けれど、汚れるのがわかっているもの、人の目に触れないものだからお金もあまりかけたくない!

というところから、綿素材の着古した洋服で作っています。

汚れが落ちなくても、もったいないと思わずに捨てることができます!

防水布をつけたりもしていますが、それも面倒になりました。

切って端を縫うだけです。

ハンカチなどはそのまま折り曲げて使えます。

(刺繍があるものなどは、肌に当たらないように注意してください)

 

縫い物が苦手な方もいますよね。

使い捨てると思ったら、わざわざ縫わなくてもいいんです。

着なくなったTシャツやトレーナーなどを適当な大きさに切っておくだけです。

切れ端がほつれそう(Tシャツはほとんどほつれません)、脚の抜け根に当たるから気持ち悪いと思うようでしたら、大きめに切って切れ端が当たらないように折り曲げたらいいだけです。

多い日は、その量に合わせて布を多めに重ねるだけです。

 

よれよれに着古した布は、とても肌触りがいいですよ。

ガーゼ素材もいいですね。

タオルは一見良さそうですが、経血が染み込み易く、肌に張り付いて気持ち悪いです。

吸水性はいいので、肌に当たらない内側に使うのはいいですよ。

モレが心配な時は、使い捨てのナプキンの上に布を重ねるだけでも随分と楽になります。

量が少ないときは、おりもの用のライナーの上に布を重ねるとモレません。

 

はじめに話した、膣口に綿花を当てて蓋をするという方法ですが、布でもできます。

小さめに折りたたんで、挟み込むように当てるだけで蓋ができます。

ただ、布の場合は、血液で塗れたものを掴みたくない!トイレに落ちると大変!

なので、前後は長めにとって手を触れれる部分を作っておくことが大事です。

 

最近は、挟み込むタイプの流せるものがあるのを知ってますか?

たまたま見付けたのですが、さっそく買って試しました。

ソフィのシンクロフィットという商品です。


 

 

個別ラップも本体もトイレに流すことができます!

汚れた本体に触らずに、そのままトイレに座って脚を開くと落ちてくれます。

私的には和式タイプのほうが楽に外れました。

(経血が少ないとくっついて自然には落ちなかったですが、端っこを持って落とします)

使い方はホームページがわかりやすいので→こちらをご覧ください

 

これはとてもいい!布ナプキンでも多いときはちょっと使うのもありです!

今までにこのような使い方をしたことがないので、確かに違和感はありますが、経血が多くてナプキンを替える頻度も多い人にはおススメです!

私は、量が多いときは夜用でも寝ているときは背中側にモレますが、これを付けているときは大丈夫でした。

 仕事中になかなかトイレに立てない、というときにも使っていただきたいです。

 

布ナプキンを検討されている方は、お試しのセット商品を買うことをおススメします。

着け心地と素材にこだわったオーガニック布ナプキン通販
nunonaの布ナプキン

 

 

 

【身体障害者】障害者手帳、割引でお得に楽しんでいます!活用の実例をご紹介。

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私はベーチェット病掌蹠膿疱症、尋常性乾癬、乾癬性関節炎です。

そのために、手指の関節が腫れ、物を握ることが困難です。

 

見た目には元気そうに見えるため、ヘルプマークヘルプカードも持っています。

これをつけることで、マタニティマーク同様トラブルもありますが、目に見えない病気があると、いざというときに周知できます。

自分で伝えることができない状況のときにとても役立ちます。

ヘルプマークのことは、また別記事で書きますね。

今回は実際に『障害者手帳』を提示して割引を受けたことを書いてみました。

 

ベーチェットの診断を受けて治療を始めてから、いろいろと日常生活が困難になりました。

薬の副作用で、3か月ほどで掌蹠膿疱症、尋常性乾癬が悪化し(本来なら一緒に良くなるはずが…)乾癬性関節炎まで発症しました。

 

治療を始めて現在約6年…5年目(去年)でやっと障害者手帳をもらいました。

『3級だから、もらっても医療費が安くなるくらいでなんにもないよ。ベーチェットで受給者証ももらってるからかわらないでしょ?』と主治医には言われましたが…

そんなことはないです!

 

確かに、日常生活の金銭面でなにか変わるということもほとんどありませんでした。

1,2級であればいろいろな面で割引も大きいですが、3級以下、さらに6,7級では特に大きく変わる面はあまりありません。

(7級は、ふたつ、もしくは他の等級と合わせてでないと対象外です)

医療費も難病の受給者証で上限が決まっているため、障害者で1割負担になっても、上限額を払うので変わりません。

 

ですが!

いろんなところで割引サービスが受けられるのです!

私が障害者手帳3級でもお得に人生を楽しんでる一部をご紹介します。

 

私は美術館博物館が好きでよく行きます。

常設展は、ほとんどが無料です。

特別展は有料のものもありますが、無料のものも多いのでチェックしましょう!

 

先月は、岡山シティミュージアムで開催された

木梨憲武展 Timing-瞬間の光りー』

を観に行ってきました。

とても感性が豊かで、アートとしても素敵で、なによりアイデアがすごい!

展覧会では珍しく、作品の写真も撮影可能なんて、ノリさんの人柄もうかがえる展覧会となっていました。

(こちらは、現在は滋賀県で5/19まで開催中、その後も2020年まで全国であるのでぜひ観に行ってほしいです)

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こちらの展覧会、なんと!

障害者手帳を持っていれば、同伴者1名まで無料なんです!

私は病院受診後にストレス発散に1度行き、とても良かったのでその次はパートナーと2人でもう1度行きました。

2回行っても、無料です。パートナーも無料です。

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次に行こうと思っているのが、パートナーが行きたいと言っている

『MINIATURE LIFE展~田中達也 見立ての世界~』

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日常のありふれたものが面白い世界になるマジックです。

私も好きなので、とても楽しみです。

(こちらは岡山では5/6まで、そのあとは山口、名古屋などあるようです)

 

こちらの展示会も、障害者手帳を持っていたら同伴者1名まで無料です!

(このチラシは100円の割引券付き!)

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このような話題の展覧会無料で楽しむことができます。

私は手の障害ですが(目のほうも多少ありますが、級をもらうほどの視力障害ではないので…)、手を使わずに楽しめる展覧会が無料なんてすごいです!

 

 

他にも障害者割引で無料になるスポットもあります。

私がよく行くのは、岡山後楽園です。

後楽園では『幻想庭園』というものが開催されていて、その期間中には着物や浴衣を着ていくと入場が無料になる日もあります。

(ゆかたDay、きものDay)

手帳をもらうまでは、不器用ながらも着物や浴衣を着て行きました。

 

手帳をもらった今は、いつ行っても無料です!

同伴者1名まで無料なので、お正月も、鶴の放鳥、梅見なども、パートナーとともに無料でした。

後楽園は綺麗ですし、ゆったりした時間を楽しめます。

岡山城烏城天守閣に上るのも無料です。

どこの天守閣でも階段のイメージですが、岡山城には障害者、高齢者、体力のない人にはうれしいエレベーターもあります。

エレベーターは4階までで、5、6階までは階段ですが、無料でも十分楽しめます。

お殿様の籠や衣装などを着て写真を撮ることもできるんです!

これは障害者手帳がない一般の方も無料ですので、みんなで楽しく遊べます。

 

また、後楽園の駐車場も無料になるので、本当にお得に楽しめます!

 

そのほかで、特にうれしいのが映画です。

映画館では一般は1800円…外国に比べても高いそうです。

映画の日やレディースデイは1100円。こちらをねらって観に行っている人も多いのではないでしょうか?

6月からは1200円に値上がりもしますね。

 

実は障害者手帳の提示で、映画も割引料金でお安く観れるんですよ!

しかも、同伴者1名までは割引が適応されます。

障害者の料金は1000円6月の値上がりも今のところはされません。

これはうれしいですね!

 

私もパートナーも映画が好きなので、これはすごく助かっています。

割引された分で飲み物やポップコーンなども買えるので、くいしん坊の私にはとてもうれしい限りです!

 

障害者手帳交通費などは割引を利用されている人は多いかと思います。

私も病院に受診の際に使っています。

市営のバス地下鉄などは半額ですね。

JRは距離が100㎞以上でないと割引は適応されません。

近距離でJRをよく利用する人には残念です。

 

ですが、遠出をする際は100㎞以上だと半額です!

手帳に『第1種』の記載があれば、介助の同伴者も割引が適応されます。

障害の等級とは別で、『旅客運賃減額』というところに、1種2種の記載があります。

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私は2種なので、本人のみの割引ですが、実家に帰る際などは利用しています。

(乗車券のみで、新幹線や有料特急などは通常料金です)

長距離バスや夜行バスも半額なので、体調が悪くならなければお安く旅行もできますね。

その他タクシー飛行機なども割引が適応されます。

 

高速道路の利用も割引がありますが、こちらは本人が運転で、事前の登録も必要です。

私は運転できずパートナーの車なので、割引は受けられません。

 

障害者手帳は『身体障害者福祉法』に基づいて作られています。

身体障害者自立し、社会経済活動の参加ができるように受けられるサービスです。

『自分が障害者であることを世間に知られる…』

なんてネガティブにならず、どんどんでかけましょう!

割引が申し訳ないとも考えちゃいますよね?

けれど、割引を受けたとしても、交通費なり、食事(おやつ)なり、ついでの買い物だったり…なにかしらの経済参加はするはずです。

出かけることでリハビリにもなりますよ。

 

 ほかにも公共施設などでも割引がたくさんあります。

駐車場も一部ですが割引があります。

私は岡山に引っ越してきて障害者手帳を申請しました。

岡山も手帳ももうすぐ1年です。

まだ自分で行ける範囲は狭いですが、手帳も活用しながら行動範囲を広げていきたいと思っています。

今回の記事では活用の一部ですが、これからも活用したら記事にしていきますね。

これを参考に、手帳を持って出かけていただけると幸いです。

 

 

注射が得意な看護師が教える、みんなが苦手な【静脈留置針】のコツ!感覚とイメトレが肝心です!

ベテランの看護師でも苦手ということが多い留置針の入れ方です。

 

医療機器会社によって、いろんな種類がありますよね。

サーフロー、スーパーキャス、メディキット、インサイト、セーフレットキャス…みなさんの病院では、どれを使っていますか?

(私が使ったことがあるのが上記5種類くらい)

留置針は針が長く、外筒のカニューレ滑りが悪くて入れにくいですよね。

昔よりも多少は改善されていますが、慣れないと、まず針の長さにビビりますよね。

 

血管を突き抜けずに、1回でうまく血管内に入ると、やった~!と、その日一日がいい日!くらいに嬉しいですよね。

そんな留置針の入れ方のちょっとしたコツをお教えします。

 

実は私、看護師1年目から留置針は得意なんです!

普通の注射や点滴よりも得意です!

 

まず、血管の探し方は前回の記事でご確認ください→

www.okudama.com

 

留置針はどうせ難しいんだから、焦らずに血管を探すことから始めましょう。

焦って適当な血管にあてると失敗します。

針が長い分、長くまっすぐな血管を探し出します。

できれば、針よりもほんの少し長い血管です。

良い血管を探すのが、いちばんのコツといっていいほどです!

 

病気の高齢者では、細くてぺたんこで、あちこち刺して潰れて…なかなかいい血管を見つけるのは難しいですが、どこかにあるはずです。

どうしても前腕や下腿のいい位置に見つからない場合は上腕、大腿を見る前に、この方法を試してみてください。

(血管が弱い高齢者は、ゴム管の駆血帯よりも平たいベルトタイプの駆血帯のほうがいいです。)

 

駆血帯を巻いた後、患者さんの頭側に立ってください。

ふだん穿刺する側と反対ですね。

そのまま患者さんの肘を曲げます。

前腕の裏側に良さそうな血管が見えてきませんか?(尺側皮静脈など)

(ただしここの部位は、皮膚も弱くベットや身体に当たるところなので、漏れやすいところでもあります。また、駆血して肘を曲げるとうっ血しやすいため、長時間の駆血はしないでください)

 

血管の怒張を触って確認しながら頭の中でその血管の走行をイメージします。

イメージが不安な時は、ボールペンでしるしをつけます。

血管の上に1本ではなく、血管の両サイドに2本です。

その2本の線の間に針を通します。

 

血管を見つけたら、今度は針の準備です。

(内出血をしやすい患者さんでは、素早く確認できないときには一度駆血帯をはずします。ほんとは先にした方がいいですが、針が不潔になることも考慮してください)

内筒と外筒がくっついている場合があります。また、滑りが悪い場合もあります。

内筒をくるくると回して滑りを良くしてください。

内筒をほんの少し(内筒の先が外筒の先から出ている程度の数ミリ)だけ抜いて、またもとの位置に戻します。

この時に内筒を抜きすぎると、戻すときに外筒を突き破ってしまうことがあるので、引っ掛かりを感じたら針を変えます。

(セーフティのものは針を抜くと針先が引っ込んでしまいますので、抜かないようにしてください。抜いてはいけない針もあるので、事前に使用する針のことも知っておいてください)

この作業による事故もありました。

それはまた別で記事にしますが、注意しておこなってください。

 

針の持ち方。

イラストはちょっと手と針のスケール感がおかしいですが、お気になさらずに…

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自分が持ちやすいようにがいいですが、以下のような注意点もあります。

グリップ部の逆血を確認する部分には指がかぶらないようにする。(見えるように持つ)

接続部手前のグリップを持ち、接続部にはなるべく触らない。(不潔になる)

いないとは思いますが鉛筆持ちはもってのほか!(角度に注意)

針の穴は上を向ける。(先端のとがった方から刺す)

 

アルコール綿で、針が入る全体を拭く必要はありません。

線が消えないようにしながら、針を刺す部位の周囲から手前を拭きます。

線を描いたほんの少し手前から針を刺します。

それより手前の方で、皮膚から手前に血管を引くように押さえると入りやすいです。

逃げやすい血管であれば、手前と奥を人差し指と親指で押さえます

逃げないように血管の横から刺す人もいますが、それは間違いです。血管の真上からまっすぐに刺します。

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うまく血管に入って逆血があったら、ほんの数ミリ進めます

このときに針先だけが入っていても逆血があります

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なので、外筒が血管内に入るように少しだけ進める必要があります。

そして、その場で内筒を手元で固定し、外筒だけを進めます

親指と中指で内筒を挟み、人差し指で外筒を進めます。

片手でやるのが難しいときは両手でもいいですが、皮膚を引っ張り気味にしていないと入りにくいです。

両手でやるときは、右手(利き手)の親指と人差し指で内筒を挟み、ほかの指で皮膚を引っぱり気味にし、左手(利き手と反対)で外筒を送ります。

 

刺すときに、針先を半分から全部入れてしまう看護師もいますが、それでは血管を突き破ったり、針周りの皮膚を傷つけてしまいます。

かならず外筒を進めるようにしてください。

また、針を刺して、浅くしようと思ってるのか、なぜか針をしならせてる(皮膚から出ている針がカーブを描くくらいの)看護師がいますが…ほんとになぜ?

皮膚や血管が傷むだけで、なにもいいことないです。(そんなことしても血管にはうまく入りません)

 

留置針は、知っての通り外筒(身体に残る方)はふにゃふにゃです。

針の根元まで入れてください

 (これを知らない看護師もいました。『針は全部入れたらいけないと習わなかったの!』と怒られましたが、留置針は根元まで入れるのが正解です)

あとは、チューブに繋いで、漏れがないか確認してから固定です。

固定方法は病院によって、人によって違いますので、そのやり方にしたがってください。

 

文章で書けばほんの少しですが、練習が必要です。

はじめはゴムの駆血帯などに刺して、入れる練習をしてみてください。

もちろん、患者さんに練習ではなく、看護師同士、腕を差し出してくれる人がいれば職場の人は業種に関係なく誰でも練習させてもらいましょう!

 

私が1年目で得意になったのは、練習したからです。

はじめは指導の看護師の腕でした。

その人の血管はわかりにくく(少しぽっちゃり…)難しく、何度も失敗しましたが、根気よく付き合ってくれました。

次は看護学生さんです。

準看の学校に行きながら働いていた学生さんたちです。

その学生さんたちは採血の練習をしなければいけなかったので、教えながら自分の腕を提供しました。

そのかわり、留置針の練習をさせてもらいました。

 

採血より留置針のほうがだんぜん痛いですが、お互いに練習です。

 

どちらかというとベテランの看護師は、学生さんや新人さんに針を刺されるのを嫌います。

病院内の健康診断では、新人さんの練習台といって職員の採血をさせられます。

これを怖いからと逃げてる看護師は、自分の腕と指導に自信がない人と思って間違いないです。

看護師に逃げられた新人さんは、まったく気にする必要はありませんからね!

 

私が初めて働いたところは、100床程度の個人病院でしたが総合的な診療科があり、救急指定で手術もあるところでした。

子供から高齢者まで、あらゆる患者さんが入院していました。

手術が多かったため、留置針は必ず前腕(橈側皮静脈)のみ!と決められていました。

そのために猛練習しました。時には研修医の腕も借りました。(そのときはこちらも練習台に…)

なので、むしろ前腕が得意です。

手首や手の甲などは、皮膚が薄く血管が浅いので苦手です。

細かったり逃げやすかったりもろかったり。そしてなにより痛いし…

 

子供は手をよく動かすので、手首や手背よりも前腕が漏れにくいです。

また、関節を外した前腕ならば、シーネもいりません。

見えにくいですが、子供のほうが血管に弾力があり、見つけやすく刺しやすいです。

ほんとに細い腕ですが、血管はいいです!

(22G~入りにくいときだけ24Gの留置針を使っていました)

 

新生児~まだ赤ちゃんであれば、前腕はぷにぷにのお肉に包まれていることで、血管まで針が届かないことがほとんどです。

なので、主に手背か手首に入れます。

 

え?私は新生児に点滴してたかって?

はい、それも得意でした!

2番目に入った職場が、小児科、産婦人科病棟でした。

新生児の採血は22Gで正中からでしたが、点滴が必要な時は24Gの留置翼状針でした。

針先も短いので、前腕の穿刺には向いていませんでした。

 

できれば目の前で教えたいくらい、文章で表現するのは難しいです…

駆血くらいであれば、身近な家族や友人でもさせてくれるでしょうから、できるだけ多くの血管を触ってみてください。

感覚が大事です。

 

次はいつになるかわかりませんが、私が目にした点滴のミスを記事にしたいと思います。

失敗から学べることはたくさんありますが、医療においてミスはなくしたいですね。

 


 

 

 

病棟看護師が【夜勤】で体験した、ちょっとゾッとする話。

涼しくなる話には時期が早いですが…

 

病院のちょっとゾッとするお話をひとつ。

 

リハビリ病院に派遣で勤めていて、夜勤が月に8回くらい…つまりほとんどの勤務が夜勤というときがありました。

その病棟のナースステーションはオープンのカウンターになっていて、エレベーターのほうを向いてカルテを書いていました。

もう一人のナースは仮眠中で、一緒に夜勤をしていた介護職員は見回り中でした。

時間は午前2時、俗にいう丑三つ時です。

 

急に、2基あるうち1基のエレベーターが1階から5階まで上がり、しばらく止まりました。

『守衛さんの見回りかな?』

と思うと、また動き出して次は4階でしばらく止まりました。

私がいた病棟は2階です。

気になって見ていると、また動き出して3階、2階と止まりました。

 

スーッとドアが開き…

そこには思っていた守衛さんの姿はありませんでした。

 

誰も乗っていなかったんです。

 

しばらくすると、スーッとドアが閉じ、一階に降りていきました。

しばらくすると、今度はもう一基のほうが動き出しました。

けれど今度は一番上の階でしばらく止まり、そのままほかの階に止まらずに1階まで降りていきました。

 

ここで、ぎゃ~っと叫ぶような人間には、残念ながらできていません。

 

リハビリ病院は、脳の疾患で徘徊する患者さんも多かったので、私は誰か降りたかも!と安全面で心配になりました。

すぐに守衛室に電話し、エレベーターがおかしな動きをしたので、1階と5階を見回ってほしいと連絡しました。

3階、4階は病棟だったので、そちらにもすぐに電話をしました。

そして、自分の階ももちろん巡回しました。

階段も確認しました。

 

が、誰もいず…

1階、5階の出入り口は全て鍵がかかっているので、出入りもできないとのこと。

 

もう一人のナースが仮眠から起きてきたときに、巡回で気を付けてという意味でそれを話たら

『怖いこと言わないで!ゾーッとした!』

と…そこで初めて私もゾッとしました。

 

リハビリして元気に退院する方がほとんどだったので、みんなそっちの話には弱かったんです。

 

しかし、次の夜勤も、その次の夜勤も、同じことが起きました。

夜勤明けの申し送りで、一応報告します。

万が一、徘徊してほかの階に行ったり、階段を通ったりしないように注意を促すためですが…

けれど、みんな『怖い!』というだけで、誰もその現象を見たことがなかったようでした。

 

師長さんにも報告し、巡回の徹底をしてもらうように頼みました。

あ~はいはい、というような感じでしたが…

 

それでも、私の夜勤のときは、きっかり2時にエレベーターが動き出します。

一度、目の前で止まったエレベーターの中に入り、すべての階に行ったこともあります。

 

何度聞いても、ほかの人は見たことないと言います。

私は派遣で、その病院も勤務が浅かったので、長くいる常勤の人に聞いても見たことないと。

そのうち、私がおかしなことを言っているというような噂になりました。

ほかの病棟看護師からは、ひどいことを言われてました…

 

霊感があるとかいって、おかしな人…

なんていう風に、完全に変な人扱いでした。

(霊感は、自信を持ってまったくありません!)

 

私が寝ぼけてた?

いや、まさか!もともと夜勤には強く、仮眠でも寝ることはないくらい…

幻覚?

いやいや、私、そこに来たエレベーターに乗ったし…

 

そんな夜勤が続いて、久しぶりに日勤になったとき、用事で事務局へ行きました。

そこにはエレベーターと出入り口の監視カメラの映像がついていました。

もしかしたら何か映ってるかも!と思い、その時間の録画がないか尋ねました。

 

『録画はしてありますけど、どうしてですか?』

かくかくしかじかで…と事の成り行きを説明すると…

 

事務局でまさかのドッと大笑い!

『??』となっている私に説明してくれました。

 

『その時間は毎日エレベーターの自動点検で動きますよ』と。

 

えぇ~っっ!

肝心の夜勤をする職員は誰も知りませんが!目撃してませんが!

その事実は、事務の人しか知りませんでした。

(守衛さんも日勤だけの人は知っていたが、夜勤だけの人は知らなかったらしい)

 

幽霊話じゃないことにみんな笑っていましたが、私はそのことが逆に怖かったです。

 

笑い話じゃないんです!

誰も危機管理意識がなっていないことにゾッとします!

 

患者さんの徘徊は、大きな事故にもなりかねません。

徘徊じゃなくても、こっそり意識的に出ていく患者さんもいます。

私は派遣であちこちの病院に行ったので、そういった事故を目の当たりにしたこともあります。

 

そのエレベーターに乗ったらどうするの?

ということは、誰も考えないんでしょうか…

 

脳に障害があり徘徊をする方は、ほんとにどんな行動に出るかわかりません。

暗い廊下を歩いていて、目の前で明るく明かりがついたエレベーターが来たら、まず乗ります。

そのあとに止まる階で降りると、知らない場所なのでどこに行くか見当がつきません。

病棟の廊下を歩いていれば医療者の目にとまるかもしれませんが、夜勤で職員が少ないのですり抜ける可能性のほうが多いです。

 

廊下を歩いているとドアがありました。

開けて出ます。

階段を昇る、もしくは降ります。

 

転落するかもしれないです!

 

と、そこまで考える私がおかしいわけではありません。

危機回避するための知識です。

医療者はそこまでの訓練をうけているはずですが…

『ヒヤリ・ハット』 は誰かを吊るし上げるためのものでもないですが…

それは医療現場だけではなく、どんな現場にもあるものですので、よく考えてみてくださいね。

 

 

結局は、私一人がゾッとしたお話でした~

いや、ちゃんとした看護師さんなら、共感してもらえますよね?

 

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注射が得意な看護師が教える【注射のコツ】新人看護師さん!今こそ詰め込まれた知識を活用するときですよ!

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業務の中で、注射が一番苦手!と思う看護師は多いです。

 

看護学校では、血管注射は教科書の知識と腕の模型を使ったものです。

国家試験に合格して看護師免許をもらわないと、実際の注射はできません。

(筋肉注射は学生の時にお互いに練習する怖い体験です)

 

新人さんは、もうそろそろ患者さんに注射や点滴をさせられる時期ではないでしょうか?

緊張しますよね!

 

私が初めて針を刺したのは、祖父です。

私に看護学校に行くように強くすすめたのが祖父でした。

祖父が胃がんで入院をし、そこに、言われるがまま就職しました。

指導の看護師が

「おじいちゃんの血管立派だから、点滴してみて」

説明もなしにどうぞと。

頭の中の知識はあります。シミュレーションもしてます。

いざ刺そうと思っても手が震え、定まりません。

膝までガクガク震えて、ワキ汗も肘まで垂れてくるほどでした!

かなり痛かったことでしょう…

 

あとで聞いたところ、祖父が自分から言ったそうです。

私の点滴の練習は自分でしてくれと。

実は私、未だに身内や友人だと無駄に緊張しまくるんです。

でも、祖父の血管は、ほんとに刺しやすく立派でした!

 

それで自信がついたかというと、そうではありません。

どちらかというと、自信喪失です。

祖父の血管は立派でしたが、ほかの患者さんは細い血管ばかりで失敗しまくりました。

そんな私が、看護師1年目で注射大好き!と言えるほどになりました!

2年目には、ベテラン看護師からも頼まれるほど上手になりました!

 

一番の成功のコツは、血管を見つけること!

『その血管がないのよ~!』と嘆かないでください。

血管は誰でもあります!

 

細い血管だからと駆血帯をきつく巻くと、動脈も圧迫されて肝心の静脈に血液が回りにくく探しにくくなるので注意です!

おすすめの駆血帯は、平べったいバンド式のものです。


 

↑私はこれを使っています。

特に小児や高齢者では、従来のゴム管の駆血帯よりだんぜんバンド式がいいです!

駆血帯をきつく巻いても血管がわからないときは、一度外して血液を循環させてから再度挑戦です。

 

最近はあまりいませんが、血管が出てこないからとパンパン叩くことは逆効果です。

昔は、血管の怒張を促すことと刺す痛みを和らげるということでやってた看護師も多かったですが、根拠はありません。

それどころか、赤くなって見えにくく、痛みが生じたことで血管を収縮させてしまいます。

血管の怒張を促すのには、指先で血管をトントントンと軽く刺激します。

血管に『入っていいですか?』とお伺いを立てます。←これは心の中のおまじない。

 

血管が出にくい患者さんの場合は、普段はどこに刺していますか?と聞いちゃっていいです。

患者さん自身もそれをわかっている方がほとんどです。

だいたいそこがベストな血管なので、遠慮せずにいきましょう!

 

血管を見つけたら、迷いを捨てましょう

ためらったりすると、心もぶれますが針先もぶれます。

じわりじわりと刺すと失敗しやすく痛みも増すので、勢いをつけます。

(勢いをつけすぎて血管をぶち破らないように…)

 

刺すときは、血管を触りながら確認しながらもいいですが、穿刺部の手前から血管を軽く引っ張るようにすると入りやすいです。

血管が逃げにくく、皮膚が引っ張られることで針先が入りやすくなります。

 

あとは、患者さんの前では堂々と!

どんなに注射が苦手でも、患者さんの前では『注射なんてお手のもの~』くらいの気持ちで臨んでください。

看護師が緊張しているとその気持ちが患者さんに伝わり、患者さんも緊張します。

緊張させてしまうと血管も収縮してしまいます。

どんなにワキ汗かいててもいいんです!患者さんに悟られなければ!

とは言っても、慣れるまでは緊張するものですよね。

頑張ってください!

失敗しても新人だからしょうがない、と強気で臨むことが大事です。

緊張しまくっているよりも、そのほうが成功します。

 

採血と違って注射点滴は、注射薬を注入しなければいけません。

点滴は漏れがないことを確認して針先が動かないように固定します。

ちゃんといいポジションに入っていて、患者さんが動かなければそうそう漏れることはありません。

(病気や状態によっては漏れやすいこともあるので、観察は必要です)

 

注射は、翼状針であればテープで固定して動かないようにできますが、普通の注射針であれば内筒を押している間に針も押し込んでしまわないように、しっかり固定します。

 

私は患者側で、押し込まれた経験が何度もあります。

ちょっとずつ押されているな~と思っているうちに血管を突き破ってきます。

皮下に漏れるとかなり痛いです!

このときに、刺してる看護師側は気付きにくいようです。

液を入れる速度にばかり目がいってるためです。

この時は、残量を見てどうするか決めます。

残量がほとんどなければ『もう抜いて』と言います。

残量が少ないけどまだあるときは『少し針を引いて』と言います。

この場合は多少皮下にも洩れますが、刺しなおすほどの量でもなく、血管内にもどせばいけるだろ、との判断です。

残量が半量以上あるときは『刺しなおして』と言います。

 

医療者が受ける側だとどうすればどうなるとわかっているし、自分がどの程度痛みを我慢できるかによります。

薬液の種類にもよります。

少ない量できっちり量が決められているものは全て入れなければ効果が期待できません。

逆に、健康な人が元気になるために打つ、いわゆるニンニク注射などは、多少残ったとしても大丈夫です。

 

しかし、患者さんの中には全部入れないと効果がないと思い込んでいる方が多いです。

点滴の管に残っている薬液、注射針の中に残っている薬液さえ全部入れてくれ!という方もいます。

思っていても言わない人もいますが、だいたいみんなそう思っていると考えて臨んでください。

 

くれぐれも患者さんの注射には気を付けてください!

漏れていても痛くても『注射は痛いものだ』と思ってる患者さんは、なにも言わずに我慢します。

痛い!』と言う患者さんのほうがわかりやすいですが、口に出さない方のほうが多いです。

うまく血管に入っていなければ、内筒に圧を感じます。

圧を感じたときは逆血を確認しましょう。

 

苦手という方は、初めから翼状針を使ってください。

普通の注射針より翼状針のほうが高いので、病院によってはなかなか使わせてくれないところもありますが、自分の手技が不安で患者さんに苦痛を与えたくないと言いましょう。

(それでもダメだと言われたら諦めて、自分の腕を磨くしかないです)

 

次は注射の中でも特に苦手とされる留置針のお話です。

 

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